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Fender ST リフィニッシュ

今日は”Fender ST”のリフィニッシュをご紹介します! 以前ElevenGuitarsでシンクロナイズドトレモロからハードテイルにカスタムさせて頂いた個体で今回は塗装塗り替えをご依頼頂きました♪ 元カラーは3トーンサンバースト(以下3TS)これを3TSへ塗り替えます!

なぜ同じ色に塗り替えるかというと、同じ名前のカラーでもメーカーや年代でかなり色味が違います。

今回のご依頼は3TSの赤いグラデーション部の色味が明るい発色とバーストの幅が施工前より太く、そして塗装を可能な限り薄くとのご希望でした!

施工前↓

Fender ST 塗装塗り替え前

まずはいつも通りパーツを取り外して元塗装を剥がしていきます。

塗装をかなり薄くとのご希望もあったのでパーツを取り外した状態で重量を計測します。

ボディ材がアッシュだったので少し重めな印象でした。

施工前重さ計測 2575g ↓

計測が完了したので元塗装を剥がしていきます。

ドライヤーで塗面を軟化させてスクレーパーを使い木地を抉らないように慎重に剥がして行きます。

元塗装剥がし↓

元塗装を剥がし終えたところで重量を計測したところ 2315g !

このストラトキャスターの塗装だけの重さは 260g ということが分かりました。

元塗装260gよりどれだけ軽く、そして美しい塗装に仕上げるかが今回の見どころです!

塗装を剥がしが完了したので次は木地研磨。

サンドペーパー#180〜#600まで丁寧に研磨した後、との粉で導管を埋めます。

との粉をを塗ったので少し重量が増えました↓

木地研磨が完了したので次は塗装!

下地(ウッドシーラー)→中塗り→カラー→オーバーコートの順で仕上げます。

下地塗装↓

中塗りまで工程が完了したらカラーを塗装。

ご希望通り赤い部分の発色を明るくしバーストの幅を太めに塗り上げています!

この後オーバーコートを塗装すれば塗装は完了です! カラー完了↓

塗装が完了したら磨き上げ。

耐水性のサンドペーパー#1500 まで研磨をしバフで研磨傷がなくなるまで磨き上げます! 研磨が完了したところで重量を計測。木地研磨後より55g重くなったので、元塗装に比べて195g軽く仕上げる事ができました↓

最後に組み込み&セットアップ!

施工前に比べ塗装の厚みは1/4〜1/3ほど薄く、なおかつ塗装面に痩せや歪みのない美しい仕上がりになりました!

塗装が厚いと重量が重くなるだけでは無く、”鳴り”が損なわれる傾向にあります。

お手持ちの楽器を大量生産ではできない薄く美しい塗装にしてみてはいかがでしょうか?