Ibanez RGD リフィニッシュ
本格的に暑くなってきましたね。自販機にレッドブル250ml缶を追加したので自分はこの夏レッドブルで乗り切ろうと思います!
さて今日はIbanez RGDのリフィニッシュをご紹介します。
元カラーはご依頼主様がご自分で塗装を剥がされていたので不明ですが、塗り替えるカラーは発色の良いFender Sonic Blueのようなカラーに塗り上げます。
施工前がコチラ↓

かなり丁寧に元塗装が剥がされており、驚きました!しかし細かい所を見ると部分的に凹みがあったり、木地研磨が均一では無かったりしたので、シェイプの修正~木地研磨から施工します。
・ボディシェイプの修正~木地研磨
Ibanez RGDはカッタウェイがかなり細めなのとGibson SGのようなベベルカットがあり、この部分のシェイプが元塗剥がしや木地研磨の時に崩れやすいです。丁寧に元塗装剥がしと木地研磨がされていましたが、カッタウェイ部ベベルカットの重なる頂点が少し歪んでいたり角が尖っていたので、修正。
ボディシェイプの修正が完了したら、サンドペーパー#180~600程度まで木地研磨をします!
木地研磨まで完了したのがコチラ↓


・塗装~磨き上げ
木地研磨が完了したので塗装に入ります!
下地(ウッドシーラー)→中塗り→サフェーサー(ホワイト)→カラー→上塗り→磨き上げの手順で仕上げます。
カラー前のサフェーサー(ホワイト)ですが、ソリッドカラー(塗り潰し)で明るい色は下地の色に影響されます。(ギター、ベースで使用される木材は暗めの色が多いのでサフェーサー無しでカラーを塗装すると木地カラーの影響を受けて暗めになります。)
今回塗り替えるカラーがかなり発色が良い色なので発色の妨げにならないように先にボディ全体を白く塗り潰します。
塗装前がコチラ↓
