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TOA IP-450D 短絡修繕

日ごろ、ギターやベース、それらのアンプやエフェクターの記事が多いですが、今回はPA用のパワーアンプ修理をご紹介します!!

TOAのIP-450Dというパワーアンプです。

よく音響さんが触っているミキサーで作った音をスピーカーに出力できるよう増幅するものです。

結構高価なやつです(笑)

高価なアンプだと、本体や周辺機材を守るためのプロテクト機能が備わっているものが多く、高温になったり、過電圧がかかったりすると強制的にシャットダウンされます。

ちょっと使うとすぐにプロテクトが作動してしまう・・・ということでご相談頂きました。

さっそく原因を探ってみましょう。

スタジオで接続して動作確認をします!!

あっ、イレブンギターズスタジオもやってますよ!!!

プロテクトは作動しませんが、片方のスピーカーからしか音が出ません・・・

どこが原因かを調べるために、ひとつずつ条件を変えていきます。

◇スタジオの機材を使いスピーカーを鳴らす→鳴る→スピーカーは正常→パワーアンプもしくはスピーカーケーブルの不良。

◇スピーカーケーブルをアンプ側で差し替える→鳴っていなかった方のスピーカーが鳴る→スピーカーケーブルは正常→パワーアンプの不良

◇入力時インプットシグナルランプ点灯→インプットは正常→アウトプットが怪しい・・・

という感じです。

アウトプット側から詳し調べていきます。

正常に作動したチャンネルは抵抗値が出ていますが、音が出なかったチャンネルは0Ω・・・。

短絡・・・。

ショートしている・・・とうやつですね。

この状態ではもちろん音は出ないし、異常を感知してプロテクトが作動するのも納得です。

フォーンプラグが使えるように取り付けられていたコネクターの数値を測ると、こちらも0Ω。

犯人はこいつだ!!

ケーブルとコネクターとのハンダ付けでショートしておりました。

盛りに盛られたハンダをクリーニングして結線し直します。

コネクターは無駄なハンダを取り除く、ケーブル側は切り取って新たに剝き直します。

予備ハンダをし、結線します。

スッキリしました!!

トラブルは起きていないものの、もう一方のチャンネルも同じようなハンダの状態だったので、合わせてクリーニングしました。

が、写真多数でページがずいぶんと重たいので省略させてください・・・。