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Gibson J-45 サドルスロット加工 J-50 ブレイシング追加加工

ゴールデンウィーク最終日、さすがにのんびりしたものです。 GW中日に当店のホールスタジオで主催したアコースティックイベントが予想以上の大盛況となりました。 例年の通説、"ギター工房ゴールデンウィーククソ暇説"は主催イベントを開催することにより覆され、新たな可能性を感じている今日この頃です。

Gibson J-45。 現行品ですが、ピックガードがクリームなので何か特別な仕様なのでしょうか。

渋い。 アジャスタブルブリッジ(ADJ)を埋め、通常のサドルスロットを開け直して欲しいとのご依頼でお預かりさせて頂きました。 ADJ、この個体の特徴的な仕様でも有りますが、鳴り方・音色に関しては好みの分かれるところ。 ジャカジャカした荒々しいストロークは味がありますが、半固定式のサドルは弦振動をボディに伝える際のロスも多く、ボディを鳴らし切るという点においては通常仕様のサドルに分があります。

純正仕様 ADJ。

出来る限り木目、木目方向の合ったローズウッドを切り出し。

加工し。

埋めます。

ブリッジ位置を割り出しました。 純正位置よりも1弦側で2mm 6弦側で6mmネックよりが適正位置、結構なズレを併せて修正。

センターラインも微妙にズレていましたが、よくあることですので気にしません。 ほんとよくあります。

1/8インチのサドル溝を掘ります。

ADJ→通常サドルスロットへの仕様変更が完了、しっかりと弦振動を受け止める土台が完成しました。 当工房で製作しているピックアップをインストールする為完成はもう少し先となります。

そしてナチュラル版J-50 1969年、ダウンベリーでダブルクロスブレイシングな50。

ボディトップはぐにゃぐにゃ。 当然弦高はかなり高く、ADJですが下げ方向への弦高調整ができない状態です。 耐久性を重視した筈のダブルクロスブレイシングですが、通常のXブレイシングよりも経年でのボディ変形が生じる個体が多い気がします。

ボディ内部には過去に行われたであろうブレイシング剥がれの修正跡が。 お世辞にも綺麗とは言えませんが、しっかり止まってはいる様。

ブリッジ剥がれを併発していたのでこちらも修正。ボディトップの歪み修正の前に剥がしておきます。 ラバーヒーターで加熱。

スパチュラで剥がしました。

ボディ歪み修正+補強の為ブレイシングを追加します。 スプルースの角柱を用意し、ブレイシング状へと加工し…

ました。

タイトボンドでボディ内部に貼り付けます。

表側からトップの膨らみを押し込む形でクランピングし、無理のない範囲で強制的に平面に近づけた状態でブレイシングを接着しました。

波打ちは見られますが、極端な隆起は抑制成功。

施工前と比べれば歴然の差。 これで適切な設定での調整ができそうです。 この他にブリッジ接着面の補修がありますので、こちらも納品はまだ先。しばしお待ちくださいませ! リペア・カスタマイズは全国から受け付けております! お見積もり無料、問い合わせフォームからメールでご連絡ください。 スタジオ予約絶賛受付中! ElevenのスタジオはLINEで予約可能!ID @pqa8882z を検索し、お友だちになってください♪​