ジャック修理 Hughes&Kettner MKII
本日はケトナーMKIIの修理をご紹介します。

ヘッドアンプの中では、見かけることの多い人気機種ですね。
当工房でも年に数回は修理依頼があり、以前にジャック交換のブログも書きましたので、合わせてご覧頂けると幸いですー♪
このアンプについての感想なんかも書いてます!!!
前回のブログはインプットジャックの修理依頼でしたが、今回はスピーカーアウト、アウトプットジャックのご依頼です。
スピーカーアウトが使えないということで点検スタートです。


ヘッドアンプのほとんどが背面にスピーカーアウトが付いています。
SPEAKERSとわかりやすく書いてありますね。
使えないのは16Ω用のアウトプット!!!
中になにやらうっすらと・・・。

よーーく見るとなにか詰まっています・・・。
ピンセットでつまんでも取れそうにないのでアンプをバラします。


バラしていきますよー!!
余談ですが、真空管はTAD!!!




バラしていきますよーー!!!
もちろんアンプによってバラしていく順序が違います。
間違うとえらいことになります。
ケトナーのフロントパネルはアクリルで、傷や割れの危険があるので、いつも以上に緊張感が・・・。



金色の物体を発見!!
上から、前からピンセットでほじほじしていきます。

出ました!!
ホーン端子の先っぽですね・・・。
スピーカーケーブルの引き抜く時に取れてしまったようですね。


変な抜け方をしたのか、端子が曲がり接触不良を起こしていました。
接触不良などのパーツは交換をすることが多いですが、今回はそこまで状態がひどくなかったので、修理を!!!
しっかりと通電しました♪

最後にランニングテストを行います!!
せっかくのケトナーなので、無駄に部屋は暗くします!!!
ばっちりケトナーサウンドが出力されました♪
今回アンプ故障の原因はスピーカーケーブルプラグの劣化でした。
機材を守るためには、その機材のメンテナンスだけではなく、周辺機材のメンテナンスも不可欠ですね!!!
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