- 岩崎
電気パーツ交換 Gibson LesPaul
心新たに清々しい今日この頃です!!
なんの因果関係が、同時期に同じような修理をお受けすることが多々あります。
新年度のスタートに合わせてか電気パーツの交換、クリーニングを数本お預かりしましたので、その中からご紹介させて頂きます。

Gibson LesPaul 1980年製

Gibson LesPaul 1981年製
個人的にレスポールシェイプが一番好みで、その中でもチェリーサンバーストが大好きです。
同時にチェリーサンバーストのレスポールに囲まれて、幸せを感じながら作業に取り掛かります!!
どちらも僕より年上です!!
まずは80年製から取り掛かります。



シールド用のプレートに囲まれ、がっちりとノイズ対策がされています。
配線を外し、ボディーからプレートごとポットを取り外します。


プレートからポットを外し、ポットから各パーツを外していきます。
配線やコンデンサーはそのまま使いまわすので、丁寧に!!!
レスポールのコンデンサーは0.022μFというイメージですが、こちらは0.02μFでした。
細かいことは気にしない!!アメリカ人らしさが出ております・・・。



ジャックもずいぶんと消耗しており、音が途切れるので交換。
こちらもがっちりとシールディングされております。


ピカピカの新しいジャックに合わせて、べとべとしていたシールディングカバーもクリーニング。
一切人目につかない、なんならオーナーさまですら目にすることのないだろうところなので、完全に自己満です・・・が、やっぱりきれいな方が気持ちがいい!!
各パーツを取り付けていきます!!

ジャン!!


潮を吹いて、固着していたスイッチも一新!!
完了です!!
続いての81年製はビフォーアフターでお届けします!!


基本手順はほぼ同上になるので、今回ははしょらせて頂きました。
似た修理依頼が続くと、同じ作業の繰り返しで退屈そう!!と思われるかもしれませんが、の細かな部分を観察して「このポットは77年製だからギブソンで3年間ストックされてたんかー」とか「コンデンサー数値適当か!!」などとスタッフ間で楽しみながら作業を進めています。
そんな作業中の小話も今後ブログやSNSに発信していこうかと思います♪