コンデンサー交換 Fender JazzBass

本日はフェンダージャズベースの改造をご紹介します。
「数本所有している中で、このベース音が悪いわけではないが、なんかパッとしなくて、なかなか出番がないから何か改造したい」というご相談を頂き、まずはコンデンサーを交換してみることになりました。
コンデンサーって?というかた。以前のコンデンサー交換のブログを是非ご覧頂ければと思います。
ではまずはコンデンサーを選ぶため準備を。

内部をチェックします。
ビタミンQというそこそこ名の通ったコンデンサーが使われていました。


コンデンサーと取り外します。
コンデンサーの繋がっていた、トーンポットの1番ピンと、グランドにそれぞれワニ口クリップで配線材と取り付けます。

取り付けたワニ口クリップ付き配線材にコンデンサーを繋いで音の違いを聴き比べます。

ハンダ付けなどの時間がかからず、すぐに交換ができるので、前のコンデンサーとの音の違いを、記憶の新しいうちに比べることができます。
数十個あるコンデンサーを、何度も繰り返し弾き比べ、取り付けるコンデンサーを決定します。

コンデンサーが決まれば、いよいよ交換です。
新しいコンデンサーを取り付ける前に、もとあった古いハンダを取り除きます。


EROのMKP1845というコンデンサーに決定しました。
当工房にあるコンデンサーの中でも、よくセレクトして頂ける人気のコンデンサーです。
オススメ!!
高音が煌びやかで低音は締まりのあるイメージです。

完成。
アンサンブルでも埋もれない、しっかりとした仕上がりになりました。
これでまだまだ活躍できるはずです。
気軽弾き比べできるので、ぜひお試しください。