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Ibanez AH-10 リフィニッシュ&オリジナルPG製作 塗装編

July 21, 2016

今日はアイバニーズAH-10のリフィニッシュ&PG製作の作業過程をご紹介します。前回元塗装を剥がして、木地研磨終わりまでをご紹介したので、今回は塗装に入りたいと思います!

まずは下地塗装をします。下地塗装にはウッドシーラーと呼ばれる塗料を塗装するのですが、ウッドシーラーにはヤニ止めや、この後塗装する中塗りや上塗りが木に吸い込まれ無いように目止めをする効果や、木材と塗装との密着性を高める効果があります。

ウッドシーラー塗装後↓

 

この時点ではまだ塗膜の平面は出ておらず、木目に沿ってガタガタした面になっています。なので、中塗り塗装の工程に入り、導管などを塗料で埋め、乾燥させ、研磨で余分な塗膜を削り落とし、と言う作業を塗膜の平面が出るまで繰り返します。通常、中塗りでは「サンディングシーラー」と言う塗料を塗装するのですが、少しサンディングシーラーの説明すると

 

・研磨補助剤が入っおり、研磨が容易。

・乾燥が速く塗装を肉厚に吹きつけ易い。

 

上記の特性があり、中塗り作業には向いている塗料なのですが、研磨補助剤が入っている為、塗料自体が白く白濁しており、塗膜が濁ってしまうので、シースルーやナチュラルカラーに仕上げた時、色の鮮やかさや透明度は損なわれてしまいます。また、研磨性をよくする為、乾燥後の塗膜がウッドシーラーやクリヤー塗料に比べて柔らかく、下地塗膜との密着性も悪いと感じるので中塗りの工程でサンディングシーラーを使用することは少ないです。

 *特殊塗装等の場合、必要に応じて使用する事もあります。

以上の理由から、中塗りに使用する塗料はオーバーコート等に使用するクリヤー塗料で塗装します。サンディングに比べ乾燥に時間が掛かり、乾燥した塗膜は硬く、研磨作業など時間と手間が掛かりますが、シースルーやナチュラルに塗り上げた時はより透明度の高いクリアな仕上がりになる事はもちろん、塗装の厚みも薄く仕上げる事が出来ることから、必要な作業だと考えております!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして中塗り塗装が終わり、塗膜の平面が出たらカラーを塗装します。今回塗り替えるカラーはパールレッド!ソリッドレッドを塗装した上にレッドパールを塗装します。まず下地カラーとしてホワイトで塗り潰します。そしてソリッドレッドを塗装します!この時、ソリッドレッドを塗装すると言うより、ホワイト下地の上にシースルーレッドを塗装する方法で塗装すると発色の良いソリッドレッドに仕上がります。

ソリッドレッドを塗装↓

 

そしてパールレッドを塗装します!パール塗料はムラになりやすいので慎重に塗装します。パール塗装が終わればクリヤーをオーバーコートして塗装は完了です!

パールの塗装ムラもなく綺麗に仕上がりました!光の当たる角度によって表情が変わるので見ていて飽きの来ないカラーだと思います!

 

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