- 岩崎
ジャック交換 BOSS DD-2

こちら1983年に登場し、1986年まで発売されていた、BOSSのDigtal Delay DD-2です。
僕より確実に年上です。
30年も経てば、いろいろとくたびれてしまいます。
頻繁に音が出なくなるということで、ご相談を頂きました。

インプットを触ると復旧することがあるという情報を頂いたので、ジャックを疑ってみます。
接点復活材でクリーニングを行いましたが、状況は良くならなかったので、内部を確認します。


バラしていきます。

基板も捲ると、ジャックが見えてきました。
よーーく見ると・・・。


ジャックが砕けてしまっています。
鳴っていたのが不思議なぐらいです・・・。
交換します!!

スイッチクラフト製ステレオジャック。
エフェクターやアンプでは、純正パーツや類似品を使うことが多いですが、この破損具合を目の当たりにして不安を感じたそうなので、耐久性のあるスイッチクラフト製に交換することにしました。
エフェクターやアクティブの楽器は、電池の消耗を防ぐために、ジャックを繋がないと導通しないステレジャックをよく使います。


端子を確認しながら取り替えていきます。

案外、きれい収まりました。
ここぞというときに壊れて音が出ないと困りますよね。
パーツの破損は目視でも確認できます。
定期的な点検やメンテナンスをオススメします。