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Fender USA JAZZ BASS メンテナンス

June 23, 2016

今日はフェンダーUSAジャズベースのメンテナンスをご紹介します!メンテナンス等は久しくされていないとの事で、まずは全体の状態の確認をして、調整を行ないます!

 

 

まずはネック!反りの状態を確認した所、”順反り”になっていたのでトラスロッド締めてネックを真っ直ぐに戻し調整をします。ベースは特に、弦の張力が強いので、順そりになり易い傾向にあります。ここでよく耳にするネックの”順反り”や”逆反り”について簡単にご説明すると、

 

・順反り→弦に対して弓なりに曲がっている状態。

 ”順反り”で起こるトラブルで、一番多いのは弦高が高くなると言う事です。サドルで弦高を下げればいいのでは?と思われるかも知れませんが、それではローポジション当たりの弦高とハイポジション当たりとの弦高に差が大きくなり、弾き辛くなってしまったり、場合によっては音詰まりを引き起こすので、トラスロッドでネックを真っ直ぐにした状態で弦高を調整するのがセオリーです!

・逆反り→順反りとは逆向きに反っている状態。

”逆反り”で起こるトラブルで、一番多いのは、音詰まりが生じる事です。これは”逆反り”になるとネックのおおよそ7F~9Fあたりをピークに、”順そり”とは逆方向に曲がるので、ローポジションを弾いた時に、ハイポジションのフレットに弦が当たってしまい、音詰まりが発生します。こちらも同じくサドルによる弦高調整では、解決しない事が殆どなので、トラスロッドでしっかり調整します。

この時、フレットを専用のクロスで磨いてくすみを取り、指板にオイルを塗り込みます!↓

 

 

次はボディ。弦が張られている状態では、拭き辛い箇所を綺麗に拭き上げます。そしてご依頼時にご希望されていたザグリ内部のクリーニングをします。

クリーニング前↓

ザグリ内部に、白い粉状の物がこびりついています。これはボディの艶出し磨きの時に使うコンパウンドなのですが、既製品の殆どが、この状態です。今回お預かりしたジャズベースは大丈夫でしたが、こういったコンパウンドやホコリ等が、ポット内部に入ると、ガリ等がでてしまうので、しっかりとザグリ内部をクリーニングします!エアーブローで吹き飛ばして、飛ばない頑固な物は、毛が固めの筆で取り除きます。

クリーニング後↓ 

 こびりついていたコンパウンドが綺麗に取り除けました!

 

 

そしてネックを取り付けて、弦を張り、弦高とオクターブ調整をして最後にもう一度全体を拭き上げてメンテナンス完了です!

 いかがでしたでしょうか?メンテナンスは今起きている問題だけでなく、これから起こりうるトラブルを未然に防ぐと言う事でもあると思います!

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