タグから検索
  • 秋元

フレット擦り合わせ フェルナンデス

パテント・フロイドローズ搭載のFERNANDESエレキ。 こういうメタリックカラー、流行りましたよね。

80後半〜90年代のフェル、見過ごされがちなんですが、メタリックの質が値段以上。 廉価モデルにも粒子の細かいメタリックが使用されているのですが、ムラも比較的少なく綺麗です。 メタリック・パール塗装は粒子が細かいほど難度が高く、一定以上の技術がないと美しく仕上げることはできません。 価格・性質共に、ギターに転用できるメタリック塗料が豊富となった現代では考えられないほど、かなり攻めてるメタリック。 当時の試行錯誤が見て取れます。

本題のフレット擦り合わせを。

フレットの磨耗により部分的にビビりが発生しているので、フレットの山を揃え、この問題を解消します。

ネックをボディから取り外し、指板保護のマスキングをし、ネックの反り調整。 準備が整いましたら、ストレートアングルに紙やすりを貼り付け、フレットを削ります。 上の画像の様に、初めのうちは弦との摩擦で凹んだ部分にペーパーが当たりません。 凹みが一番深い部分に合わせ、全てのフレットの高さを削りこみます。

この様に。

削りこんだままのフレットでは頂点平面部の面積が広すぎる事で、ピッチや音の立ち上がりが甘くなってしまいます。

俗に言う"台形フレット"を専用ヤスリで一本一本整形し、本来の山形に整えます。

ペーパーで整え…

スチールウールでキズを取り…

金属ポリッシュで仕上げ。

マスキングを取り去り、指板洗浄+保湿オイル塗布しました。

各部組み込み・セットアップを行い、完成。 お客様ご指定の設定は弦09-42でチューニングハーフダウン、可能な限り低い弦高設定という事もあり、少し難易度の高い組み込みとなりましたが、問題なくクリア。 弦高に関しては、どこまでも下げる事が出来るんじゃないかと思ってしまうほど均整の取れた状態でしたが、下げ方向に振りすぎてしまうと、細めの弦でのハーフダウンチューニングから来る弦振動の頼りなさを出音に感じる為、アタックが埋もれない微妙な調整で仕上げさせていただきました。

ご利用いただき誠にありがとうございます! ご満足いただきましたら幸いです。

過去の記事
ElevenGuitars(イレブンギターズ)
<楽器製作・修理・改造・販売・中古楽器販売・レンタルスタジオ・音楽教室・ライブイベント>

TEL : 0748-32-6511(楽器修理/改造のご相談はメールにてお願い致します)
定休日 月曜 (祝日も含む)
営業時間 10:00〜(スタジオ予約状況により変動あり)
〒523-0891 滋賀県近江八幡市鷹飼町450-2
MAIL : eleven.guitars11@gmail.com

​各種クレジットカードがご利用いただけます。(ライブイベント除く)