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製作 ST 4

May 31, 2016

今日も今製作しているSTの製作過程をご紹介します。前回ネックの製作過程をご紹介したのでその続きです!

まずは指板の表面に指板Rを付けます。指板Rとは弦がおさえやすいように指板表面に加工する丸みの事です。RはRadius(半径)の事で、170R~400Rが付けられる事が多いです。今回は240Rで加工します!

 

指板R加工前の指板↓

 

指板Rの丸みが付いている専用のすり板にサンドペーパーを貼り付けて、削り落として行きます。 

 

指板R加工完了!加工前の写真と比べて表面に丸みが付いています↓

 

 

 

指板R加工が終わったのでいよいよ指板接着に入りたいのですが、その前に柾目で製作しているネックにサポートロッドを仕込みます!と言うのも柾目ネックの方に杢目が入っており、杢目のあるメイプル(フレイム、キルト、バーズアイ等)は杢目のないメイプル(プレーンメイプル)より柔らかく、反り易い傾向があるので、ここまでの加工で十分狂い出しはしたのですが、念には念をと言う事で仕込みます。ここでサポートロッドについて簡単に説明すると

 

サポートロッドとはトラスロッドとは別にネック内部に仕込まれる棒で材質はカーボンやチタンなどがあり、気候の変化などによる木の狂いを最小限にする役割があります。

 

今回はカーボン素材のサポートロッドを仕込みます。まずはサポートロッドを仕込む溝をトリマーで加工します。ジグをネック貼り付けて必要な深さまで掘り込みます。

サポートロッド溝加工完了↓

 サポートロッド溝加工が終われば、カーボン素材のサポートロッドを仕込み、埋め木に接着材を付けて圧着して乾燥させます。

 

 

 

そして接着材が乾いたら指板接着面からはみ出ている埋め木を削り落として、指板を接着に入ります。まずポジションマーク穴に小さいビスを打ち、ネック材と指板材を仮止めします。この時、ネック材側と指板材側のセンターがズレていないかチェックします。そしてトラスロッドの留め金部分に接着材が入らないようにスポンジを埋めて、接着剤を付けて当て木をし、クランプで挟んで圧着します。

留め金部にスポンジ詰める↓

 圧着完了↓

 

この後接着材が完全に乾くまで2~3日置きます。ネックの製作は、加工している時間より置き時間の方が長い気がします。ですが以前、別の記事で書きましたが反りやネジレの少ない安定したネックにするには、この置き時間も製作工程の1つだと考えております。

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