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ポールピース ハムバッカー

May 27, 2016

 

先週も書かせてもらったピックアップのポールピースについて、今日もお話をさせて頂こうと思います。

 

 

 

 

先週はシングルコイルピックアップのポールピースの高さなどについてでしたが、今日はハムバッカーのマグネット交換をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポールピース(マグネット)と紹介していましたが、実はポールピース自体が必ずしも磁石である必要はありません。

 

 

 

磁力をもっているのもであれば問題ありません。

 

 

 

磁石ではなく、磁力をもっている・・・?

 

 

 

なんか違和感ですね。

 

 

 

 

小学校の頃に理科で、クリップに磁石をこすり付けると、クリップも少しのあいだ磁石みたいにほかのクリップをくっつけるという実験をしませんでしたか?

 

 

そのクリップが磁石ではなく、磁力をもっている状態です。

 

 

 

一般的なハムバッカーのポールピースは、磁石でないものがほとんどです。

 

 

磁力をもつ(磁性体)金属などに磁石をくっつけて、磁化させています。

 

 

 

改造の工程と共に、どのような構造になっているかも、ご覧ください。

 

 

では、マグネット交換へ。

 

 

 

 

 

 

 

まずは今回使用する機材をご紹介します。

 

 

テスラメーターやガウスメーターと呼ばれており、磁石の磁力や極性を測ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なじみのある磁石で測定してみます。

 

極性はSとN。磁力は数字で表記されます。

 

 

ちなみに磁力の単位はT(テスラ)を使います。

 

mTなので1/1000です。

 

 

 

では、いよいよピックアップを測っていきます。

 

 

 

 

 

 

同じコイルの磁力はほぼほぼ同じでしたが、固定されているポールピースと、可動できるほうとでは少し差が出ています。

 

 

 

極性がどちらかも重要!!

 

 

 

 

 

 

ポールピースとベース固定ビスを取り外します。

 

 

 

 

パカッ!!!

 

 

 

真ん中のちょっと黒いのがマグネット、左の直接マグネットに触れている丸いの6つが固定されているポールピース。右のネジ山の切られたプレートにとりつけられているのが可動するポールピースです。

 

 

マグネットとの接し方や、形状の違いで、磁力の違いが出ます。

 

 

 

 

 

 

 

マグネットを取り外して、磁力を測ってみました。

 

82.7mT。

 

 

 

 

 

 

 

新しく取り付けるマグネットが写真手前です。

 

アルニコ2というマグネットを取り付けます。

 

柔らかく、暖かみのあるサウンドイメージです。

 

 

44.5mT。

 

磁力が約半分だと、出力が半分になるというわけではありませんが、少し音量は下がります。

 

 

 

アルニコ2を取り付けたら、組み立てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ばっちり変わりました。

 

 

見た目の変化はなにもない地味な改造かもしれません・・・が、音色は大きな変化がありました。

 

 

 

音色の変化を求めて、ピックアップやコンデンサー交換をすることもひとつの方法ですが、今あるものを活かす方法もあるかもしれません。

 

 

 

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