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製作 ST 3

今日は前回に引き続き、今製作しているSTの製作過程をご紹介します!前回ボディの木工が完了したのでネックと指板の加工に入りたいと思います!

STのネック材と言えばやはりハードメイプル!今回1本は板目材。もう1本は柾目材で製作します。

では早速作業に入ります!まずネック材の片面を手押しカンナと言う機械で平面を出して、平面がでた面を基準にして自動カンナと言う機械でもう片方の平面を出しつつ厚みを揃えます。平面出しと厚みを揃えたら、ラフカットをして、ジグにセットしてトラスロッド溝をトリマーで加工して行きます。

トラスロッドは深く仕込まれている方が反りを調整できる 範囲が増えますが、深く仕込み過ぎるとグリップ加工の時、ネックの裏から出てきたり、トラスロッド調整の時木部に亀裂が入る事もあります。なので溝の深さは完成時のネックの厚みによって変えてそのネックに最適な深さに加工しています。

トラスロッド溝の加工が終わると留め金部を加工し、埋め木を作ってトラスロッドをネック材に弓状に曲げて仕込み、埋め木に接着剤を付け、均等に圧力が掛かるように当て木をしてクランプで挟み圧着します。

この時接着がトラスロッドに付着するとネック材と固まるので、トラスロッドに蝋を塗りつけて、ネック材とトラスロッドが固まるのを防ぎます。そして2~3日乾燥させてクランプを外します。

トラスロッドを仕込、乾燥させクランプを外した状態↓

トラスロッド仕込が終わると、埋め木の余分な所を削り落とし、指板接着面の平面出しをしてネックのセンターラインを引きヘッドの外周加工をします。ヘッドシェイプはElevenGuitarsオリジナルデザインです!

余分な所をラフカットしてジグを貼り付け、ピンルーターと言う大型の機械でジグからはみ出てる部分を削り落としヘッド外周を形成します。この時一緒にペグ穴も開けておきます。

ヘッド外周加工の次はネック外周の形成とラフグリップ加工に入ります。ネックの外周をヘッドと同じ方法で加工した後、ラフグリップ出しをします。ラフグリップを出したら、ネック材の反りをこの時点である程度出し切りたいので、また2~3日程加工をせずに様子を見ます。反りやネジレの少ない安定したネックにするには、寝かせる時間も製作工程の1つだと考えています。

ネックを寝かせている間に指板を準備します。今回使用する指板材は1本はインドローズ。もう一本は贅沢にブラジリアンローズウッドを使用します!

簡単にブラジリアン・ローズウッドの説明をすると、(別名 ハカランダ)はツルサイカチ属の植物。家具や楽器などで重宝される木材。主な原産地はブラジル。1960年代にブラジル政府によ