- 岩崎
アクティブP.U 18V化 配線
まだまだパッシブピックアップが主流ではありますが、電池を使用するアクティブピックアップも普及してきました。
ほとんどのものが9V電池を使用しますが、18V駆動で使用できるものも存在します。
今回はアクティブピックアップを18V駆動させる改造をご紹介します。
楽器によっては木工加工も必要になります。
その辺は後日秋元に任せて、一足先に配線改造を。

こちらがご依頼頂きましたギターです。


ピックアップはこちら。
アクティブピックアップの定番『EMG』です。
このピックアップ実は27Vまで対応できるとか。

新しく電池スナップを2本用意します。

まずは本来、電池の+と-が繋がっていた配線を探します。

まずは一つ目の電源スナップの+とピックアップの+を結線します。

続いて二つ目の電源スナップの-とピックアップの-を結線します。
二つ目の電源スナップというところがポイント!!!

最後に一つ目の-と二つ目の+を結線します。
以上です。
二つの電池を直列に結ぶだけです。
結線の終わった配線は収縮チューブで保護します。

最後にそのほかの配線を整理して完成です。
ここから仕上げは秋元へ。
当工房では1本のギターでも、スタッフ個々の得意分野を活かし、分担で作業を行っております。

9Vでも使用できるようアタッチメントを作って、オマケでお付けしました。
9Vと18Vの音色の違いを体感して頂ければと思います。
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