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  • 秋元

ネック折れ修正 Gibson ES-355

かっこよろしいです。

ES-355。 Les Paul (standard)→Les Paul customの系譜と同じくES-335→ES-355、豪華モデルと位置つけされています。 355と言えば、B.B.King「Lucille」の元になったバリトーン搭載モデルのイメージが強いですが、こちらはバリトーン無しの仕様。 純粋に"ES-335 custom"と言えるこちらの仕様も、潔くて好きです。

ご依頼の修理はネック折れ。 ギブソンとネック折れは切っても切り離せない関係です。 正しくは「角度付きマホガニーネックとネック折れは〜」ですが、流通量の多さから当工房でも修理にやって来るネック折れの7〜8割がギブソンです。 ギブソンの名誉の為に言いますが、「角度付きマホガニーネック」というネックジャンルの中で、ギブソンだけ特別折れやすい訳ではありません、扱いに注意しなければいけないのは、基本的には他のメーカーでも一緒です。

「折れ」というより、「割れ」と表記したほうが正しいような状態。

傷口が開いていないので、ヘッド部に力をかけ、破損箇所に接着剤を入れる隙間を強制的に確保します。

注入器でタイトボンドを流し込みます。 重量の5%の水で希釈することができますので、薄めて使用します。

ヘラが入る部分には原液を使用。 希釈したボンドも接着強度は変わりませんが、精神衛生上できる限り原液を使いたくもあります。 この後、クランプを使用し「これでもか!!」とばかりに締め込み、圧着します。 手にマメが出来るほど、それはもうギチギチに。

接着後。 木地から剥がれ浮いてしまった塗装に段差はありますが、木材自体は非常に強固に接着する事ができています。

このままでも強度は問題なく、通常使用に耐えますが、美観の回復の観点から塗装を行います。 現在、塗装中! オールラッカーでの修正という事もあり、通常より少し長めの納期となりますが、しっかりと修正させて頂いております。

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