- 岩崎
ワウ改造 VOX V847

本日はワウの改造をご紹介します。
このモデルは電池駆動のみの仕様になっているので、DCジャックを取り付け、アダプターから電源をとれるようにします。


使用するDCジャックはこちら。
DCジャックにも種類があり、仕様によって使い分けます。
電池駆動も使う場合にはスイッチ付きのジャックを使用しますが、今回は電池を取り外すことになったので、シンプルなジャックを使用。
一番スタンダードな2.1mmのものです。

まず、取り付け可能位置を確認します。
使用するケーブルや電源の位置などをもとに、DCジャックの場所を相談して決めていきます。
取り付け位置によって、パッチケーブルや電源ケーブルのとり回しがスムーズになり、トラブルやノイズの対策になります。


位置が決まればボディーに穴を開けます。

まっすぐきれいに穴が開いておらず、段差があるように見えますよね?
そうなんです・・・。

でん!

ででん!!

でででん!!!

すぽッ!!!!
あまりにでっぱっていると余計に場所をとってしまうので、ジャックをボディーに落とし込みました。


ボディーにジャックを取り付けられたら、予備ハンダを行います。

テスターで端子を確認し、センターマイナスになるようにハンダ付けします。(どちらをマイナスに設定するかは使用するアダプターによって異なります)
ワウのようなトランジスタのシンプルな回路のエフェクターは電源の影響を受けやすいので、アダプター駆動に改造する際には、電源安定化回路の増設が必要な場合があります。
今回はノイズは発生しなかったので、回路の増設は行っていません。
必要以上の改造は、音色の劣化やトラブルの原因となってしますので、なるべくシンプルにします。


完成です!!
煩わしい電池交換やライブ中の電池切れの不安などを解消できました!!!