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Hi-Fi取り付け YAMAHA CJ-8X

April 20, 2016

前回の続きを。

ブリッジ剥がれ修正・ナット交換・サドル交換を終えたYAMAHAのアコギに、当工房オリジナルアコースティックピックアップ(Hi-Fi)を取り付けます。

 

 まずはストラップピン穴を拡張し、エンドピンジャック化を行います。

純正のピン穴が、エンドストリップに対してズレています。

基本的にはこの穴を基準にエンドピンジャックに適合するサイズまで拡張する事になるので、ズレた状態ではマズイのです。
カッコワルイ。
 

 

10φの丸棒を加工し、一時的に穴埋めを行います。
エンドピンジャック自体が12φですので、拡張後の穴には丸棒は残りません。

穴あけ時の安定性が必要なので、丸棒くんに手伝ってもらいます。


8.5φ程度に成形して


 

 

埋め!


 

 

センターを出し、エンドピンジャックに適合するサイズに開け直しました。

準備が整いましたので、Hi-Fiを取り付けていきます。




 

 

 

Hi-Fiは個体別に毎回製作しています。
取り付けに適した配線の長さが個体別に異なる事がその理由。

ボディエンドから一直線に伸ばした時、素子を収めたモールがサウンドホール真ん中より少しネック寄りに位置するくらいがベストな長さです。


 

 


エンドピンを取り付け。

 

 

素子を内部に貼り付けます。

搭載対象の生音を聴いた段階で、貼り付けのポイントは大体見当をつけているので、適正な鳴りを引き出す可能性の高いポイントを順に潰していきます。

平均して5〜6回程度、貼ってはサウンドチェックを繰り返すので、先に述べた配線の長さを誤ると、素子にダメージが出てしまいます。

 

 

ライン出力とAGアンプで確認。

Hi-Fi自体の音質傾向は把握しており、搭載個体の生鳴りから予測した"こうくるだろうな"的な音のイメージを作っておきます。
そこからマイナス方向に大きく外れるようであれば、取り付け位置等になんらかの不具合が発生している事が考えられます。

このピックアップを製作した身としては、このピックアップがこの個体内で出力出来る最高の音質を届けたいという思いが強くあるので、妥協する事はありません。

非常にナチュラルに鳴っており、耐ハウリング性も合格点です。
良い感じです!

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