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フレット交換 Gibson J-50

各部の仕様から60年代中頃だと思うのですが、ビンテージなj-50。 シリアル見るのを忘れました!

Gibson j-50

ギブソンアコースティックを代表するモデル "J-45"のナチュラルバージョンとして位置するモデル、ナチュラル(無着色)での仕上げに対応すべく、J-45よりも上質なTOP材が使用されているとかいないとか…

びっしりと入ったウェザーチェック

びっしりと入ったウェザーチェックが歴史を感じさせます。 打コンや黒ずみ等も相まって、付け焼き刃のレリック加工では醸し出せないホンモノの雰囲気。

この個体自体、今までに何度かお預かりさせて頂いており、定期的な基本調整に加え、ブリッジ剥がれの修正やブレイシングの浮き修正等、古い個体ならではの修正をご依頼頂いておりました。 以前より、フレットの磨耗が激しい事で交換をオススメさせて頂いておりましたがタイミングが合わず騙し騙し使用されていた様。 季節的な事もあるのでしょうか、ネックの反りとの複合で、フレットのバズ音が無視できるレベルではなくなったとの事で、入院。

フレット交換前

この様な状態。

フレット交換前

サイドの処理を見ると、純正フレットの様。 ここまでの浮き+磨耗はなかなかですが、半世紀持った事に敬意を払いながら抜き取ります。 頑張った、純正フレットくん!!

ハカランダ指板

フレットを全て抜き取り、指板のレベリング。 大きく狂いの出た指板の平面 / Rを修正する作業を行いました。

指板はブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)。 ワシントン条約で流通が厳しく制限されている超高級材で、ほとんど枯渇状態です。 指板材だけでウン万円の値がつく事もあり、あまりお目にかかる事がないので、それはもうテンションが上がります。 油分、高度共に理想的な材質、何よりも木目の高級感に暫く見とれてしまいました。

フレットを打ち込みました