エンドピンジャック取り付け加工 Martin D-35
ライブなどでアコースティックギターを使用する際には、マイクで音を拾う方法と、ピックアップを取り付けて、アンプや、DI(ダイレクトボックス)を通してPAより出力するという方法が用いられます。
ピックアップを通すと生っぽさが無くなるとの理由で、直接マイクで音を拾うことにこだわられている方もおられます。
しかし、”マイキングされた位置から移動できない”や”ハウリングをおこしやすい”などのデメリットがあるため、最近ではピックアップを搭載したものを見かけることが多くなりました。
ピックアップもどんどん進化しており、より生に近い音質であったり、ローノイズハイパワーなものなどたくさんの種類があります。
ただ、やはりピックアップにも特性があり、使用状況にあわせた、向き、不向きがあります。
アンダーサドルタイプ、コンタクトタイプ、マグネティックタイプなど、たくさんの選択肢の中から、一番マッチしたものを探して頂くことがよいかと思います。
さて、今日はアコースティックピックアップ個体ではなく、エンドピン取り付け工程をご紹介します。
アコースティックギターは完全に生ギターとして販売されているものと、はじめからピックアップが搭載されており、エレクトリックアコースティック(エレアコ)として販売されているものがあります。
生ギターにピックアップを搭載しようと思うと多少のボディー加工が必要になります。
大切なギターに穴を開けたりするのは躊躇ってしまいますよね・・・。
エレキに比べて、アコースティックは加工に抵抗のある方が多いように感じます。
