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オリジナル製作1 ネック トラスロッド仕込

去年の秋頃に完成したElevenGuitarsオリジナルのジャズマスタータイプ。Facebookにて簡潔にご紹介したのですが改めて詳しくご紹介しさせて頂きます。 ジャズマスターと言っても通常仕様のジャズマスターでは面白くないと思い、木材はマホガニー、P.Uはハムバッカー、ブリッジはシンクロナイズドトレモロ、プリセットコントロール部には ミッドコントロールを搭載、ピックガードの素材はローズウッドを使用など、ジャズマスターではあまり見られない仕様で製作しました。

今回はトラスロッド仕込加工をご紹介します。

搭載するP.Uがハムバッカーなので音色のバランスを考慮し木材はマホガニーを使用。 木材の片面を平面出し、平面がでた面を基準にして自動鉋でもう片方の平面を出しつつ厚みを揃えます。 平面出しが終わると次はトラスロッドを仕込む為、ジグにセットしてトラスロッド溝をトリマーで加工して行きます。

ネック材 トラスロッ溝加工
ネック材 トラスロッ溝加工

ネック材 トラスロッ溝加工

トラスロッドは深く仕込まれている方が反りを調整できる 範囲が増えますが、深く仕込み過ぎるとグリップ加工の時、ネックの裏から出てきたり、トラスロッド調整の時木部に亀裂が入る事もあります。なので溝の深さは完成時のネックの厚みによって変えてそのネックに最適な深さに加工しています。

トラスロッド溝と留め金部とロッドナット部の加工も終えるといよいよトラスロッドを仕込んでいきます。

溝にぴったり収まるように埋め木をメイプルで製作します。埋め木を接着する際に使う接着剤がトラスロッドに付着してネック材と固まってしまうのを防ぐ為、蝋を塗ります。

ネック材 トラスロッド仕込み

そしてトラスロッドをネック材に弓状に曲げて仕込み、埋め木に接着剤を付け、均等に圧力が掛かるように当て木をしてクランプで挟み圧着します。

ネック材 トラスロッド仕込

そして2~3日乾燥させてクランプを外します。

埋め木をしたロッド溝に隙間も無く、いい感じです。

トラスロッド仕込はこれで完了です。

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