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ポット交換 マーシャルJCM900

March 12, 2016

 

 

 

先日ギターのポット交換の作業工程をご紹介させて頂きましたが、今日はアンプです。

 

『Marshall  JCM900』

ヘッドアンプの中では、一番目にすることが多い機種ではないでしょうか?

 

 

 

ポットについては以前のブログでもご紹介させて頂きましたが、使っていくうちにカーボン抵抗が削れてしまったり、ホコリが付着してしまってバリバリという不快なノイズが発生します。

 

そのノイズをガリと呼びます。

 

 

 

不快なだけならまだ我慢もできるかもしれませんが、ガリが原因で周辺の機材を壊してしまう恐れがあります。

 

 

アンプのボリュームはポット内の抵抗でコントロールしています。

 

カーボンの剥がれやホコリがあると、抵抗値が一時的に0Ωや∞Ωになってしまいます。

 

 

 

制御不能状態ですね・・・。

 

 

 

そうすると、想定以上の信号が入力や出力されてしました。

 

アンプ自体にもダメージを与えますし、とくにキャビネットのスピーカーに大きなダメージを与えてしまいます。

 

 

 

スタジオではヘッドは持ち込み、キャビネットはレンタルという方が多いかと思います。

 

借り物の機材を壊してしまうと大変ですね。

 

 

 

 

多少のガリぐらいなら演奏に支障がないと思われるかもしれませんが、まわりの機材に影響がでる前に、クリーニングや交換をオススメします。

 

 

 

 

 

 

では、作業工程を。

 

今回はBチャンネルのヴォリュームポットのみ交換。その他はクリーニングを行います。

 

 

 

 

 

まずは、ボディーからシャーシを取り外します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて、シャーシからコントロールプレートを取り外します。

 

配線が外れたり、断線しないよう、慎重に。

 

 

 

 

 

取り外せたら、交換したいポットの抵抗値やカーブを確認します。

 

 

 

 

 

 

 

1MΩのAカーブが使われていたので、同じモノを用意します。

 

端子は基板に直付けのタイプです。

 

 

 

 

 

 

 

 ハンダ吸い取り器を使ってポットと基板を繋ぐハンダを取り除きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 引っ張らなくても取れるぐらいまで、しっかりとハンダを取り除きます。

 

 

少しで基板と繋がっている状態で無理にポットを引っ張ると、基板のプリントパターンが剥がれてします恐れがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 基板に新しいポットを取り付けて、ハンダ付けをしていきます。

 

ハンダ不良を起こさないよう、丁寧にハンダごてを当てていきます。

 

ハンダの量は多すぎても、少なすぎてもダメ、ハンダの流れと色合いで状態を見極めます。

 

 

 

 

 

 

これにてポット交換は終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

シャーシに組み込んだら、その他のポットのクリーニングを行います。

 

 

 

洗浄剤でクリーニングの後、接点復活剤を吹きかけて完成です。

 

 

 

 

 

恐る恐るポットを回すストレスから解放されると、心置きなく音作りを楽しんで頂けるのではないでしょうか?

 

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