Fender Japan Exclusive Ritchie Kotzen Telecaster リフィニッシュ
フェンジャパ リッチー・コッツェンモデルの リフィニッシュ。
少し前に納品済みでFacebookにて簡潔にご紹介したのですが改めて詳しくご紹介しさせて頂きます。
薄い化粧板ですが、美しいフレイムメイプルがボディのTOP材に使用されているリッチーコッツェンモデル。

ご依頼内容は
・サンバースト(縁の黒い部分)の幅を少し太くして欲しいとの事。
ボディTOP面のみで元の塗装を剥がさずにオーバーコートで仕上げます。
まずパーツの取り外し。

脱脂と研磨をし、塗装の定着を良くします。
サンドペーパー#600程度で研磨しております。
元の塗装面に大きな傷や凹みも無くサンドペーパーによる研磨での平面出しが綺麗に出来ました。

そしてカラー。元の塗装では縁のバースト部分から中心のアンバーへのグラデーションが、くっきり分かれている様な印象でしたので、徐々にバーストの黒が薄くなり、そしてアンバーへ繋がる様に丁寧に塗料を吹きつけます。


磨き上げて組み込み。 磨き上げの作業の時、ボディのサイドとバックもバフがけで取りきれるキズは磨いて綺麗にしております!

パーツを取り外している時に配線がゴチャゴチャしているのが気になったので、お客様に確認を取り、組み直す時にまとめさせて頂きました。
見積もり後の事で、ご依頼内容にはありませんでしたが、より良い状態で楽器を演奏して頂きたい為、追加料金を頂かず、サービスで施工させて頂きました!
リフィニッシュに限らず、リペアやカスタマイズの作業中に見つかった不良などは、より良い状態でその楽器を演奏して頂きたい為、追加の修理をご提案させて頂いております。 *もちろんお客様のご要望が無い限り追加修理をする事なく納品する事は可能ですのでご安心下さい。
施工前

施工後


カラーの塗り替え程代わり映えしませんが、より高級感のある仕上がりになりました。
ElevenGuitars福森